「さらばアメリカ!」公演終了いたしました

日頃より当劇団WEBサイトをご覧いただきありがとうございます。 5月25日(金)〜6月3日(日)までKAAT 神奈川芸術劇場大スタジオにて開催された「さらばアメリカ!」は無事に全日程を終了いたしました。ご来場いただいた皆様、関係者の皆様に深く感謝いたします。 当劇団は9月14日(金)〜10月1日(月)に、東京・大森アートポジションで仮面展示・影絵人形芝居公演・音楽ライブ・仮面デモンストレーションを […]

「さらばアメリカ!」の歴史③〜 「遠藤啄郎のアメリカ」から「さらばアメリカ!」へ〜

「さらばアメリカ!」が上演に到るまでの歴史をご紹介する連載コラム、今回が最終回です。横浜市中央図書館で上演された「アメリカ!」はその後シアターXで「遠藤啄郎のアメリカ!」と改題され上演されます…… 前回(1970代執筆当初に関する記事) 前々回(横浜市立中央図書館にてリーディングスタイルで上演された時の話)         図書館小劇場を経て2000年9月に […]

89歳遠藤の新境地、ラクダの仮面を徹底解剖!そして、その仮面をつけるのは……?

  「さらばアメリカ!」のチラシの写真でアメリカ国旗を持ち横を向いているのはラクダです。 死んで亡霊となったラクダ。 当初主人公以外の登場人物はほとんど仮面にしようという案もあったが、最終的に死んだラクダと銅像の馬だけが仮面になった。 銅像の馬は以前作った物を使い回し、色を塗り替え使うことに。 今回新作の仮面は死んだラクダのみとなった。 新作な上にボートシアターにとって、遠藤にとって、こ […]

「さらばアメリカ!」の歴史②〜 図書館小劇場「アメリカ!」(2000年5月上演)〜

5月25日〜6月3日までKAAT 神奈川芸術劇場で上演される「さらばアメリカ!」の40年にわたる紆余曲折をご紹介する連載コラムです。前回は1975年頃に遠藤啄郎が当作品を執筆した当時を振り返りました。長期の海外公演で心身がボロボロになり、「もう演劇などやめてやる!」というヤケクソな状態で書かれた後複数の劇団から上演拒否された本作が再び日の目を見るのは、横浜ボートシアターの語り企画「図書館小劇場」で […]

「さらばアメリカ!」の歴史①〜上演不可、そしてお蔵入り〜

遠藤が『アメリカ!』を書いたのは1975年頃。 (ちなみに題名を『さらばアメリカ!』に変えたのは今年に入ってから) 度重なる長期の海外公演で疲れ切り、人間関係はズタズタ、もう芝居なんかやめてしまおうと、死にたいほどのヤケクソの気分だった頃に書いたという。 直前までの海外公演記録は下記の通り。 1971年 『人と人形による劇・極楽金魚』脚本・演出/遠藤啄郎、主催/劇団「青年座」 『ゴリラ・ゴリラ』脚 […]

ボートシアターの特殊な稽古スタイルとその訳

  ついに劇場前に「さらばアメリカ!」のポスターが貼られました! 顔合わせから本番まで1年10ヶ月。 長いと思われるかもしれませんが、その間の稽古総数は58回、現在46回目。 2016年8月に初顔合わせをしてから、段階的に稽古頻度を上げて来ました。 始めの4ヶ月間は月一回、その後10ヶ月間を月二回、5ヶ月間を週一回、2ヶ月間を週二回、最後の1か月を週三回、そして劇場入りを迎えます。 この […]

『月夜のけだもの』登場人物紹介〜獅子(ライオン)編〜

創作影絵人形芝居「月夜のけだもの」には魅力的なキャラクターが多く登場します。本番初日まで毎日一人(一匹?)ずつ、動物たちを紹介してまいります。本日は「百獣の王」の異名を持つあの動物です。宮澤賢治の世界でも、やっぱり強く雄々しいのでしょうか。そして、仮面劇と影絵ではそれぞれどんな姿でライオンを描いているのでしょうか。 フロックコートを着て、金頭のステッキを持っている立派な旦那様風。 威圧的なたてがみ […]

元抽象画家・遠藤啄郎による影絵人形デザイン(「月夜のけだもの」稽古日誌)

1週間後に迫った創作影絵人形芝居「月夜のけだもの」「極楽金魚」。 人形を作りながら、稽古をしながら……といった具合で物作りと稽古が並行して進むのは劇団の常ですが、 最近は2月公演の稽古や「さらばアメリカ!」との兼ね合いもあり、近年稀に見るバタバタさ加減。 とても慌ただしくも、充実した日々が続いております。 さて、今回は新作「月夜のけだもの」の物作りや稽古の様子を少しご紹介! 「月夜のけだもの」は、 […]

横浜ボートシアターの影絵の源流

3月24日(土)〜25日(日)に開催される創作影絵人形芝居「月夜のけだもの」「極楽金魚」。劇団で影絵を使った作品を作るのは「月夜のけだもの」で3作目ですが、いずれもインドネシアの伝統影絵ワヤン・クリから影響を受けています。   ワヤン・クリは儀礼的な影絵人形劇で、集落や国の特別な行事などで上演される。題材は人々が誰でも知っている叙事詩「マハーバーラタ」や「ラーマヤナ」「パンドゥ物語」など […]