劇団の歴史

小栗判官・照手姫

1981年、横浜元町裏を流れる中村川に係留する木造ダルマ船を改造した劇場を拠点に活動を開始する。

以来、“アジア”をテーマに『小栗判官・照手姫』『マハーバーラタ~若きアビマニュの死~』『マハーバーラタ~王サルヨの婚礼~』インドネシア芸術大学(Institut Seni Indonesia)との合同創作『耳の王子』などの作品を発表し高い評価を受ける。

木造ダルマ船を改造したふね劇場は沈没するも、2001年には鋼鉄 製のはしけ(第七金星丸)を劇場として改造し、『マハーバーラタ〜王サルヨの婚礼〜』で横浜トリエンナーレ2001に参加。2006年には、生命史学者中村桂子氏との共同企画で“語る科学”をテーマに『賢治讃え』を発表。現在は、船劇場第七金星丸を拠点として創作活動を行っている。日本文化デザイン賞 受賞ほか。