稽古日誌– category –
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稽古日誌
元抽象画家・遠藤啄郎による影絵人形デザイン(「月夜のけだもの」稽古日誌)
1週間後に迫った創作影絵人形芝居「月夜のけだもの」「極楽金魚」。 人形を作りながら、稽古をしながら……といった具合で物作りと稽古が並行して進むのは劇団の常ですが、 最近は2月公演の稽古や「さらばアメリカ!」との兼ね合いもあり、近年稀に見るバタ... -
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『日本間で聴く宮澤賢治』稽古日誌(1月26日)
本日は3回目の稽古です。 別の作家が書いたかと思われるくらい今回の三作品は趣きが違います。 結果的によい組み合わせだったのでは、と先週話していました。 「いてふの実」は人生の節目のスケッチ。 「水仙月の四日」はダイナミックな自然描写。 「土神... -
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10月上演「シグナルとシグナレス」の初稽古!
待望の賢治×遠藤@船の上演 10月に拠点であるボートシアターで久々の上演を行います! 題して『賢治讃劇場』、宮澤賢治の「フランドン農学校の豚」「シグナルとシグナレス」の二本立てです。 「シグナルとシグナレス」の初稽古を去る6月23日に行いました。 ... -
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『日本間で聴く一葉「大つごもり」「十三夜」』の公演を終えて
『日本間で聴く一葉「大つごもり」「十三夜」』の横浜「自在」南軽井沢稲葉邸公演が終わりました。 炎天下の暑い盛りに会場にお集まり下さいました皆さまには心より御礼申し上げます。 またこの度は都合がつかない旨、激励のお言葉と共にご連絡下さいまし... -
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「日本間で聴く一葉」稽古日誌(2017年6月16日)
本日の稽古中の話題。88歳にして遠藤さんが発見したという二つのこと。 ①女というものの発見。 遠藤さんは美術大学時代、男女共学についての学生による座談会で、「反対!過去に女の芸術家がいたか?日本の歴史を見よ。ルネッサンスを見よ」と言って、女子... -
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「日本間で聴く一葉」稽古日誌(2017年6月9日)
今回初出演します岡屋さんは、池袋コミュニティー・カレッジの遠藤さんの語り講座の生徒さんです。そして当劇団の語りワークショップにも参加されています。 70代の主婦で、芝居経験はありません。 感情を露出する「芝居」なんてものは、とても恥ずかしく... -
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極楽金魚・どんぐりと山猫 稽古日誌(1)
今回「極楽金魚」「どんぐりと山猫」で音楽を担当する松本です。 「極楽金魚」「どんぐりと山猫」の稽古の内容に行く前に、ちょっとだけお伝えしたいことがあります。 1週間ほど前に、シアターXで一人語り「にごりえ」が上演されました。 当日は台風(温帯... -
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『恋に狂ひて』稽古日誌 4月15日(金)
今日は気温が高く、船劇場では夜になってもストーブを点けずに済んだ。 政大夫さんは寝不足で腰が痛いとおっしゃっている。 本日も午前中から何人か特別レッスンを行ってもらっている。 全体稽古の前には、先日聴きに来て下さった「日本間で聴く一葉」の感... -
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『恋に狂ひて』稽古日誌 3月25日(金)
政大夫さん、泉くん、柿澤さんは10:30に駅に集合し船劇場へ。 政大夫さんによる泉くんの特別レッスンが、今日は全体稽古の前に行われる。 このレッスンはかれこれ5ヶ月続いており、普段は週一回政大夫さん宅で行われている。 泉くんは「恋に狂ひて」に役者... -
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散りたる花は母上様 咲きたる花は父御様 つぼみし花は愛護なり
「恋に狂ひて」稽古日誌(2015年3月29日) 咲き始めの桜がいい匂いですよという話を聞いたのが昨日。 いよいよいい季節が来たと喜んでいたが、午後の船劇場内は初夏のようでした。 とても衣裳を着る気にならない。 「夏場はハイネックの衣裳を別なものに変...