音楽制作日記 第1回 《横浜ボートシアターの舞台》と《音楽》についての基礎的考察

こんにちは。横浜ボートシアターで音楽を担当している松本利洋(まつもととしひろ)と申します。この度、劇団のWEBページでコラムを書かせていただくことになりました。どれだけ続くかわかりませんが、以後よろしくお願い致します。 実はこの原稿は何度かの失敗の後、思い切ってテーマをはっきり決めずに書き始めました。すると、書いているうちに横浜ボートシアターにおける音楽のあり方を考える方向に筆が進み、「これからま […]

「恋に狂ひて」再演を振り返って(1)

4/10~12にかけての「恋に狂ひて」再演は無事に幕を閉じました。 初日の雨、二日目夜の雪など決して全日程天候に恵まれたわけではありません。 けれども、それを無事に乗り切れたのは公演をサポートしてくれたスタッフの皆さん、 そして、観客の皆様のご理解とご協力があったためです。 あらためて、船劇場へ足をお運びくださった観客の皆様とスタッフの皆さんにお礼を申し上げます。 「恋に狂ひて」再演は、劇団にとっ […]

散りたる花は母上様 咲きたる花は父御様 つぼみし花は愛護なり

「恋に狂ひて」稽古日誌(2015年3月29日) 咲き始めの桜がいい匂いですよという話を聞いたのが昨日。 いよいよいい季節が来たと喜んでいたが、午後の船劇場内は初夏のようでした。 とても衣裳を着る気にならない。 「夏場はハイネックの衣裳を別なものに変えられないかね~」と玉寄さんが言う。 6月の旅公演のための稽古はきっと大変な暑さになるだろう。 本日、6月の二週間に渡る「恋に狂ひて」関西・四国ツアーが […]

抜き稽古4日目

2015年3月23日「恋に狂ひて」稽古日誌 稽古前にみんなでコロコロを使い、パンチをサッと掃除する。 そこへ今回楽師として参加している村上さんが颯爽と現れたので、みんな「あれ?」と思った。 会社員の村上さんは今日は仕事で来られないと言っていたのに。 「エスケープして来ました~」と言って笑っている村上さんに、誰もが躊躇せずに「えらい!」と言う。 会社を首になったら大変だけど、稽古を優先して来てくれた […]

振付稽古1日目――「恋に狂ひて」稽古日誌2015年3月1日

3/1 稽古場一番乗りは、音楽家の松本くんと、説経節政大夫さんでした。 僕が船劇場へ到着すると、説経節政大夫さんが演奏をしており、松本くんはその演奏を録音している様でした。 説経節政大夫さんと松本くんは、稽古場へ早く来て、音の打ち合わせや調整、セッティングなどを良くしています。 全員が揃ってからでは、出来ないことをしっかりとしているというイメージを勝手に持っています。 そして、徐々に稽古場に人が集 […]

歌から台詞へ ―― 「恋に狂ひて」稽古日誌2/15 ――

皆さんこんにちは。奥本です。前回の稽古から10日以上過ぎました。稽古日誌を書く書くと言いながら、すっかり忘れていたのです。反省しております。 さて、この日は作品の流れを思い出すことを主として稽古を行いました。 作品の流れを思い出すと言っても、改めて作らなくてはならない場面もいくつか存在します。 例えば、歌から台詞へと変更されたシーンです。 というわけで、まずは歌が台詞へ変更されたシーン「春はまがき […]

『恋に狂ひて』動画撮影日誌(2014年11月25日)

午前9時に船劇場へ集まり『恋に狂ひて』の撮影がありました。 天気は生憎の雨、僕が稽古場へ入る前に松本くんと春菜さんが到着していました。 到着すると、とある事情により電源が使えないとのこと。 荷物を置いて、発電機を出し、明かりとストーブをつけ、準備が出来るようにしていきます。 さて、何故動画撮影をするのか今一度確認をしておきます。 動画撮影は、大正大学ボブ・レナス先生のワークショップの一環です。 ボ […]

12月語り公演「日本間で聴く樋口一葉・芥川龍之介」稽古日誌(5)

語り公演「日本間で聴く樋口一葉・芥川龍之介」の稽古日誌も今日で5回目。 今回は音楽担当の松本が書いています。 今回かなりディープに語りに触れているせいか、語りに対する心境の変化もあるようです。 にごりえ 言い回しのニュアンス、地の文と台詞の切り替え、その他細かいダメ出しが入りました。 組み立てを細かく直していく事で、自然と聞き手は情景を思い浮かべる事が出来るようになります。 とても不思議なものです […]

『恋に狂ひて』動画撮影用 稽古日誌(1)

およそ、半年振りに「恋に狂ひて」の稽古を行ないました。 今回の稽古は11/25(火)に行なわれる動画撮影のための稽古です。 動画を取ってくれるのは、大正大学表現学部のボブ先生とその生徒たちです。 彼らは4月より「恋に狂ひて」についてホームページやメールマガジン、Facebookなどで少しずつ発信してくれています。 今回撮影するシーンは6つ。 どのシーンを撮影するかは、現段階では伏せたいと思います。 […]

語りワークショップ日誌(2014年11月3日 )

今回の語りワークショップ日誌は吉岡紗矢が担当です。 ワークショップ本編以外にも、説経節政大夫さん主催の「美音の会」鑑賞のこと、船劇場仕込みについても書いています。 そして、最後には仮面のワークショップのお知らせも。 ぜひ最後までご覧ください! ワークショップ(11月3日) 本日のワークショップで特に盛り上がったのは、宮澤賢治作「シグナルとシグナレス」でした。 線路の脇に立つ信号機同士が恋をして、お […]