誰も憂き世に一人と思ふて下さるな
前売り販売情報
2019年2月24日 12:00
3月17日(日)根津・ねづくりや公演の前売りは完売いたしました。たくさんのお申し込みありがとうございます。大森・鷲会館公演は引き続きご予約を受け付けております。
【語り】特集記事
樋口一葉はかつて森鴎外に「まことの詩人」であると讃えられました。一葉は歌人でもありましたが、小説でもとりわけ地の文には見事な表現が多く見られます。詩人が死力を尽くして遺した言葉をいかに語るべきか、横浜ボートシアターは常に研鑽を重ねております。
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あらすじ
十三夜
十三夜の晩、名家に嫁いで七年になる関が前触れなく下町の実家を訪れる。聞けば産後久しく夫の心無い言動に苦しみ、ついに幼子を置いて出て来たと言う。同情し猛る母をよそに父は妻の務め、夫の家への恩義、そして母子の切っても切れぬ情について教え諭し、涙ながら帰るよう促す。心を決め涙を押し隠し車に乗り家路を急ぐ関。ところが道半ばで突然車が止まり、車夫は理由も告げず降車を迫る。男の顔を見れば、それは在ろう事か懐かしいあの人であった…
大つごもり
おみねは白金に百軒貸家を持つ町内一の金持ち山村の奉公人だ。山村の御新造は気難しく奉公人が毎月二人も変わる程だが、おみねは一年間勤めあげた。十二月、病気の伯父より今月が期限の借金を返すため二両借りて欲しいと言われ受け合ったのだが…大晦日にかねてより借金を頼んでいた御新造から前言を翻され、追い詰められたおみねは、放蕩者の総領息子や姉妹、家人たちの目をかいくぐり、札束から金を抜き取り盗みとってしまう。
公演詳細
3月10日(日)14時開演 大森・鷲会館亀の間
●JR京浜東北線大森駅東口より徒歩7分
● 〒143-0016東京都大田区大森北1-15-12
●会場は3階の「亀の間」です。
●建物にエレベーターがありませんのでご注意ください。
●畳の会場ですが、椅子席をご用意いたします。
●開場は開演の30分前です。
3月17日(日)14時開演 根津・ねづくりや
●地下鉄千代田線根津駅 1番出口より徒歩6分
● 〒113-0031 東京都文京区根津2-22-9
●昔ながらのたばこ屋を改装した会場です。
●開場は開演の30分前です。
料金
前売一般:3000円(当日3500円)
前売学生:2000円(当日2500円)
スタッフ・キャスト
演出 遠藤啄郎
音楽 松本利洋
制作 横浜ボートシアター
語り 吉岡紗矢(「十三夜」)
岡屋幸子(「大つごもり」)
予約・お問い合わせ
◆ EMAIL info@yokohama-boattheatre.org
◆ TEL 080-6737-5208
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