語りと人形の劇「犬」11月4日 感想

『語りと人形の劇「犬」』横浜公演11月4日のアンケートからのご感想を紹介いたします。舞台をご覧にならなかった方にもぜひご一読いただきたくなる、個性や示唆に溢れる回答ばかりです。そして、舞台が気になってしまった方は、11月18日〜20日の東京公演にお越しください!

● 原作を知らないため意外な展開におどろいた。人業を上手く使っていてとても感心した。

● 怖い!というか、「エグい」内容だと伺っており、ドキドキしていました。実際見てみると、怖いといってもホラー的な意味合いではなく、自分の言葉で感想にすると、「おぞましい」お話だと思いました。生理的な嫌悪感を抱きながらも、続きが気になる、刺激的なお芝居でした。とくに僧侶の人形をかぶって女をひきずっていくところは、ゾゾーッとしました。朗読の力強さもすばらしかったです。

● 語りの強さと物語の強さが拮抗し、とてもショッキングで面白かった。人形もとても面白かった。

● 声も大きくはっきりしてとても良かったです。はじめてですが、とても感動しました。息子が連れて来てくれました。又、見たいです。

● とても素晴らしかったです。充実した100分間でした。音楽、語り、人形のアンサンブルが素敵でした。

● 語り、人形操演、そして音楽と全ての要素がぴったりと重なり合って、素晴らしかったと思います。

● 初回見た時よりも、作品的にも内容的にも深く感動しました。

● 本作の試演会も観させて頂きました。様々な改善により、観やすくなっていたと思いました。会場がコンパクトになっても、迫力は変わることなく凄かったです。

● 自分にとって、良い刺激になると思ってます。人形と人との関わり方が良かったです。

● 学生のときに女性の福祉の仕事をしている先生に、ボートシアターのことを教えてもらって、仮面のワークショップに参加して、若い演劇ブームの中で、なかなかハードルの高い演劇であったが、何回か足をはこび、今、この年になって、この良質な舞台をじっくりと楽しめるようになっている自分がうれしい。

撮影:marmelo

こぼれ話

この日は昼・夜の2回公演で、演者の疲労もピークに達していたように思います。翌11月5日は会場都合による休演でしたが、この日の終演後、私たちはこの偶然の休息を心底ありがたく感じておりました。

東京公演日程

  • 11月18日(金)19時〜
  • 11月19日(土)14時〜/18時〜
  • 20日(日)14時〜

会場:ウエストエンドスタジオ