公演「日本間で聴く一葉 2016年 春」終了いたしました

いつも劇団WEBをご覧いただきありがとうございます。

2016年4月9日(土)、10日(日)に横浜南軽井沢稲葉邸自在にて行われた「日本間で聴く一葉 2016年 春」は無事に終了いたしました。ご来場いただいた皆様、関係者の皆様に深く御礼申し上げます。

会場の南軽井沢稲葉邸は春らしい陽気に包まれ、比較的過ごしやすい中での本番となりました。どの作品も会場の空間にぴったりな内容だったため、聴衆の皆様は作品世界をイメージしやすかったのではないでしょうか。終演後も、出演者・スタッフは多くのお客様とお話しすることができ、とても和やかなひと時を過ごすことができました。

最近の劇団主催の語り公演では、休憩時間に(または終演後)お茶菓子をお出しするのが恒例になっております。今回はお茶に加えて「お札煎餅」というものを皆様にお出ししました。

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5000円札を意識したこの可愛い煎餅は、かつて一葉が住んでいた東京都台東区竜泉にあるお店「一葉煎餅」の名物です(ちなみに、このお店の近くには一葉記念館があります)。

最後に、改めて今回のキャスト・スタッフをご紹介します。

「日本間で聴く一葉 2016年 春」スタッフ・キャスト

語り
奥本聡(わかれ道)
柿澤あゆみ(うつせみ)
吉岡紗矢(軒もる月)

作 樋口一葉
演出 遠藤啄郎
音楽・演奏 松本利洋
制作 横浜ボートシアター

協力
「自在」関内オフィス
ひらがな商店街アートスペース「と」


次回以降の公演のお知らせ

一人語り「にごりえ」

当劇団の次の公演は、2016年5月15日(日)の『にごりえ』です。こちらも一人語りの作品で、語り手は今回『軒もる月』を演じた吉岡紗矢です。本公演の主催は文京区立森鴎外記念館となっておりますので、お問い合わせ・お申し込みは森鴎外記念館までよろしくお願いいたします。

本公演のお問い合わせ・申し込み先

文京区立森鴎外記念館

説経「愛護の若」より “恋に狂ひて”

2016年7月1日(金)〜10日(日)にKAAT 神奈川芸術劇場大スタジオにて上演する『恋に狂ひて』は、劇団が手がける説経原作作品の第二弾です(第一弾は当劇団の代表作『小栗判官・照手姫』)。

2014年に東京・横浜で初演された本作は、2015年に横浜で再演された後、関西・岡山・四国へのツアーでも好評を博しました。本年は劇団創立35周年であると同時に、劇団代表の遠藤啄郎が米寿を迎える年でもあります。この大きな節目の時期に、本作が上演できることを関係者一同嬉しく思っております。ぜひ劇場まで足をお運びいただき、深化し続ける横浜ボートシアターの舞台をご覧ください。

ご予約は当劇団WEBページをはじめとして、以下の窓口で承っております。

●横浜ボートシアター
●チケットかながわ
  • TEL 0570-015-415
  • 窓口 KAAT 神奈川芸術劇場2F(10:00~18:00)
●マルメロ
  • E-mail: marmeloyama@gmail.com
●イープラス
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