明治の頃 二十代の若さで樋口一葉が生み出した物語りは 今でも驚くほど新鮮に心に響き 遠くなりません
2017年9月、北海道ツアー決定!
9月22日(金)19時開演 帯広 古柏堂
9月24日(日)14時開演 札幌 レッドベリースタジオ
9月26日(火)19時開演 士別 あさひサンライズホール(特設会場)
※開場は開演の30分前
入場料
前売: 2500円/当日: 3000円
前売りチケット取扱い先
フードショップ かわ井(朝日町)
士別市民文化センター(士別市)
市立士別図書館(士別市)
夢企画(士別市)
道北日報社(士別市)
お食事処 こいなか(上士別町)
剣渕町観光交流センター〈まちの駅〉(剣渕町)
EN-RAY ホールチケットセンター(名寄市)
あさひサンライズホール(朝日町)
帯広・札幌公演のご予約・お問い合わせ先
〈帯広公演〉
TEL 0155-25-3777(古季庵いろり)
TEL 080-1871-5357(米谷奈那美)
〈札幌公演〉
TEL 011-633-2535(レッドベリースタジオ)
TEL 011-816-1901(かりん舎)
士別公演のお問い合わせ先
〈士別公演〉
TEL0165-28-3146(あさひサンライズホール)
主催:北海道/地域創造アトリエネットワーク/NPO法人北のれんがを愛する人々/レッドベリースタジオ/ARCH あさひ
協力:舞台芸術共同企画
後援:士別市/士別市教育委員会/朝日公民館/あさひサンライズホール/かりん舎
あらすじ
時は明治。東京の新開地にある銘酒屋(売春も行う)「菊の井」の一枚看板お力には、朝之助という上客がつく。心を許したお力は朝之助に、自分の貧しく辛かった子供の頃の思い出を語り、涙を流す。 お力には、妻子ある布団屋の源七という馴染み客がいた。お力に入れあげ店も無くし、今では土方の手伝いして二畳一間の裏長屋での親子三人暮らし。そうなっても源七はお力のことを思い切れず、とうとう妻子を追い出してしまう。 それからしばらくして、お寺の山でお力と源七の心中死体が見つかり、人々は得心づくか無理心中かと取り沙汰し、お寺の山から人魂か何か筋を引く光を見たと噂した。 「にごりえ」とは、濁った水の溜まった入り江のこと。
公演評
2015年1月24日 白山花みち
耳から聴いて目からウロコ。(
小石川と本郷の台地、あわいに流れる一筋の川、畔で暮す銘酒屋街の女たちの絶望をこれほど深くえぐってみせた舞台はあったろうか?電子ギターに背景を語らせて、これは単なる朗読でとはちがう。読むだけでは気付かない一葉文学の魂のこえ。(森まゆみ 作家・雑誌「谷根千」編集者)
大変魅力的な声(加えて演技力)でした。テキストを黙って読んでいるだけでは、到底あれ ほど物語の中に入って行けなかったと思います。「蒲團やの源七」や「女房のお初」が目の 前にいて、言い争っているかのような錯覚を覚えるほどでした。「語り」というものの魅力に も初めて気づかされました。私にとっては「初一葉」で「初語り」だったわけです。ほんとうに 貴重な経験をさせていただきました。(森山慶彦 時事通信社)
2014年12月20日、21日 横浜「自在」南軽井沢稲葉邸
「語り」で聴くと、トレーニングされた声の音に より、世界観がくっきりと立ち上がってきました。不思議な時空間を体感しました。(60代女性)
言葉が主体的になり大きな力を得たと思える舞台でした。目をつぶって聴いていたのですが、とても想像力を刺激されました。(40代男性)
スタッフ・キャスト
演出 遠藤啄郎
音楽 松本利洋
語り 吉岡紗矢
公演履歴
2014年12月20日、21日 横浜「自在」南軽井沢稲葉邸(語り公演「日本間で聴く樋口一葉・芥川龍之介」)
2015年1月23日 東京白山「花みち」(会場WEBページ)
2015年2月19日 西新井禁煙囲碁クラブ
2015年2月21日 大森Galler FIRSTLIGHT(会場WEBページ)
2015年3月7日 東京春日ギャラリー吉永
2016年5月15日 東京 文京区立森鴎外記念館
2016年9月8日 東京 シアターΧ
関係者の皆様のご尽力により、旧伊勢屋質店は存続が決まりました! 現在週末と一葉忌に一般公開されているとのことです。
詳細はWEBページ(文京区 旧伊勢屋質店)をご覧ください。