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遠藤語録

遠藤琢郎
遠藤啄郎

〜語りについて〜

「言葉はお前さんより偉いんだ」

言葉には歴史がある。「朝」という言葉をなぜ「あ」と「さ」という音で表現するのか。そこには先人たちが積み上げて来た、日本語の音声としての豊かさがある。言葉は道具であり、使い方がある。時々すごい詩人が出て来ては新たな使い方を加えて来た。

「感情なんかいらない」

言葉を喋る時、お前さんの感情などどうでもいい。感情を込めるより、音の違い、文章の構造などをわかるように表現しなければ伝わらない。その上で情感が乗ってくるのだ。

「言葉で喋る」

言葉にはそれぞれ役割がある。その関係がわかることで意味やニュアンスが伝わる。言葉の関係性を使って喋りなさい。

「息を吸いながら喋れ」

息混じりの声で喋ると、音の違いが甘くなり伝わらない。息が長くもたないので明瞭に喋れない。息混じりで長く喋っていると疲れるし喉が痛くなる。余計な息を吐かず響きのある声で喋るために、息を吸いながら喋る意識を持つ。当然ながら本当に息を吸い込みながらは喋れないけどね(笑)