訃報

野口英氏
野口英さん

2022年12月29日に、野口英さんが新型コロナウイルス感染症による肺炎により、88歳で亡くなられました。野口さんは1981年の劇団の創立から2007年の退団まで、役者として常に劇団を牽引する中心的存在でした。退団された後も精力的に語り公演を行っており、亡くなられたその日も稽古の予定が組まれていたと聞いております。謹んでご冥福をお祈りいたします。

山下晃彦さん

2023年3月30日に、山下晃彦さんが腸閉塞により、62歳で亡くなられました。山下さんは劇団の代表作『小栗判官・照手姫』で三代目の小栗役として、その力強い声と佇まいにより多くの観客を魅力してきました。退団された後も演出家としてご活躍されており、早逝が惜しまれるばかりです。謹んでご冥福をお祈りいたします。 

劇団で濃い時間を共にした先輩たちを亡くすことは寂しい限りですが、劇団の文化として注ぎ込まれた先輩方の遺志を継ぎ、創作に取り込んでゆく所存です。

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