「恋に狂ひて」ツアーを楽しむために 岡山編 ツアー中一番長くお世話になります!

岡山公演の会場となるのは岡山天神山文化プラザ。今回のツアーでは、なんと3回も『恋に狂ひて』を上演致します。また、それだけでなく仮面ワークショップも開催させていただくことになり、非常に充実した滞在になるのでは、と今から心待ちにしているところです。

横浜ボートシアターとしては、岡山でワークショップを開催したことはありますが、公演を行うのは今回初めてです。

会場の岡山県天神山文化プラザは、2005年のリニューアルオープンから10周年という節目の年を迎えたそうです。また、天神山文化プラザの指定管理者である岡山県文化連盟も設立準備委員会の発足から10周年!同時に二つの節目を迎えられたこともあり、今年の岡山県天神山文化プラザは、例年以上に公演事業にも力を入れていらっしゃるようです。

ところで、パンフレットをご覧になった方はお気づきになったでしょうか?岡山公演の共同主催には「恋に狂ひて」岡山上演実行委員会という組織が名を連ねています。このように作品上演のための実行委員会を作って制作に力を入れてくださっていることからも、岡山では『恋に狂ひて』に力を入れてくださっていることがうかがえます。

ぜひとも岡山の皆様のご期待にお答えしたいと劇団関係者一同意気込んでおります。24日19時〜、25日14時〜、19時〜と計3公演ございますので、お時間のよろしい回に劇場まで足をお運びください。

余談ですが、天神山文化プラザは劇団が度々公演を行った神奈川県立青少年センターと同じく、建築家前川國男氏が設計されたとのこと。『賢治讃え』『賢治讃の仮面劇』の会場となった青少年センターとは切っても切れぬ縁です。今回『恋に狂ひて』の会場となる天神山文化プラザの関係者の皆様にも、公演やワークショップに際して多くのご協力をいただいており、浅からぬ縁を感じます。

最後に、ワークショップについてお知らせいたします。岡山天神山文化プラザでの仮面ワークショップは6月23日18時30分から開催されます。洋の東西を問わず、古来から演劇において使用されてきた仮面は、演劇の原点のひとつといえるでしょう。この仮面ワークショップは、ルコック国際演劇学校やアジア諸国の仮面劇の影響を受け、遠藤啄郎と劇団が独自に発展させてきたものです。横浜ボートシアター所蔵の仮面を用い、近代以降見過ごされがちになった身体性、隠れていた自分の側面を発見する試みは演劇経験者ならずとも刺激的なこと間違いなし!企業や学校等のワークショップではもちろん、劇団でも実際に用いられるメニューを用いた骨太・本格的な内容です。ぜひ奮ってご参加ください。

目次

岡山公演(計3回)

  • 6月24日19時開演
  • 6月25日14時開演
  • 6月25日19時開演

チケット
一般:3,500円
学生:2,000円
(当日料金は、それぞれ +500円)

仮面ワークショップ

  • 6月23日18時30分〜21時

参加費
一般:2,000円
学生:1,000円

<参考>
仮面のワークショップ(劇団WEB)
仮面(劇団WEB)

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