横浜ボートシアター遠藤啄郎追悼公演

演劇で出会う

石原吉郎の世界

〈体験は他者の追体験をかたくなに拒み、

〈詩は謎めいた輝きを放ちつつ黙している。

シベリア抑留とは何だったのか。

詩劇でしか語れない歴史の闇!

「にくみあい、ころしあうこともまた連帯である

 

「服従をしいられたものはあすもまた服従をのぞむ、

それがたちの〈平和〉である

 

シベリアに刻まれた沈黙の言葉が問いかける

堕落とは 平和とは 孤独とは?

 

歴程賞、H氏賞を受賞し、戦後を代表する詩人の一人石原吉郎。

ソ連の強制収容所での過酷な体験を特異な視点で

省察したエッセイ集『望郷と海』は、

詩壇を超え世に大きな衝撃をもたらした。

 

難解と言われる石原吉郎の詩から「声」を掘り起こし、

「影」を呼び出すことでみえてきたもの。

演劇で出会う、
石原吉郎の世界。

あらすじ

終戦の年の冬、ハルビンでソ連兵に逮捕された石原吉郎は、

三年の未決期間を中央アジアで過ごした後、

重労働二十五年の刑を宣告される。

「国家への反逆」というあらぬ罪を着せられ

石原が送り込まれたのは「枕木一本につき一人の命」

と言われるバム地帯の強制収容所であった。

 

極寒、飢餓、強制労働により多くの人々が

〈淘汰〉されていく中、生き残った囚人たちは

いつ終わるとも知れぬ収容所生活に〈順応〉していく。

 汚物にまみれた拘禁車での酸鼻を極めた集団移送。

ノルマ制がもたらした囚人同士の食糧の奪い合い。

 

人間性の喪失と相互不信が渦巻く極限状況で

石原が見た生命の本質、そして〈人間〉の姿とは?

日時

6月11日(金) 13時/17時

6月12日(土) 13時/17時

6月13日(日) 13時/17時

(時間は全て開演時間)

料金

前売一般/4000円

当日一般/4500円

前売学生/2500円

当日学生/3000円

オンライン配信/2500円(千秋楽より1ヶ月後配信開始)

キャスト・スタッフ

原作/石原吉郎

原案・題名・仮面・フィルム画/遠藤啄郎

脚本・演出・舞台装置/ 吉岡紗矢

脚本監修/玉寄長政

音楽・音響プラン/松本利洋

影絵・小道具/佐俣水緒、岡屋幸子

照明/竹内右史

舞台監督 三津久

衣裳監修 佐々波雅子

記録写真/古屋均

宣伝写真・記録映像/田中千里

映像配信/松本利洋・田中千里

演奏助手/片野直美

宣伝美術/松本利洋 佐俣水緒

ロシア語協力/垣花理恵子

制作/斎藤朋(マルメロ)+横浜ボートシアター

主催/横浜ボートシアター

芸術文化振興基金助成事業

 

出演

玉寄長政、丹下一、近藤春菜、奥本聡、岡屋幸子、佐俣水緒

新型コロナウイルス

感染拡大予防について

◆来場前の検温にご協力ください。

◆感染予防のためマスクの着用をお願い致します。

◆劇場受付検温で37.5度以上の方は入場をお断りすることがございます。

◆差し入れはご遠慮ください。

◆新型コロナウイルス対策のため、1公演あたりの定員を半分以下にして上演いたします。

横浜ボートシアター

へのアクセス

みなとみらい線「元町・中華街駅」4番出口より、徒歩15分。

ご予約の上、来場される方は開演40分前に

「元町・中華街駅」1〜4番出口方面改札へご集合ください。

案内の者が会場までご案内致します。

当日、開演時間に間に合わない場合は

あらかじめ電話(080−6737−5208)にご連絡ください。

予約・お問い合わせ

横浜ボートシアター

メール

info@yokohama-boattheatre.org

電話

080-6737-5208

FAX

03-3761-6358

 

マルメロ

メール

marmeloyama@gmail.com

チラシ

追悼

本公演を、2020年2月に死去した劇団代表

脚本・演出家であり画家でもあった遠藤啄郎に捧ぐ

写真:古屋均

遠藤啄郎(えんどうたくお)

 脚本、演出家、舞台使用の仮面のデザイン・製作者。東京藝術大学油絵科卒業後、個展、グループ 展などで作品を発表。1959年頃より、ラジオ、オペラ、ミュージカル、舞踊、人形劇、演劇などの脚本ならびに演出家 に転向。舞台作品の海外公演も多く、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど三十都市におよぶ。長期公演としてはパリ、 オルセイ劇場での、人と人形の劇『極楽金魚』の一ヶ月公演がある。1981年より横浜の運河に浮ぶ木造船内を劇場とし、横浜ボートシアターを結成。多摩美術大学映像演劇科、日本オペラ振興会、オペラ歌手育成部、桐朋学園大学演 劇科などでの講師をつとめた。横浜ボートシアター代表。第十八回紀伊国屋演劇賞受賞、横浜市民文化賞 受賞他。

2021 Yokohama Boat Theatre All RIghts Reserved.

石原吉郎「望郷と海」 および詩篇より 白い影絵
石原吉郎「望郷と海」 および詩篇より 白い影絵
石原吉郎「望郷と海」 および詩篇より

横浜ボートシアター

遠藤啄郎追悼公演

演劇で出会う

石原吉郎の世界。

〈体験は他者の追体験を

かたくなに拒み、

〈詩は謎めいた輝きを

放ちつつ黙している。

シベリア抑留とは

何だったのか。

詩劇でしか語れない

歴史の闇!

「にくみあい、ころしあうこともまた連帯である

 

「服従をしいられたものはあすもまた

服従をのぞむ、

それがたちの〈平和〉である

 

シベリアに刻まれた沈黙の言葉が問いかける

堕落とは 平和とは

孤独とは?

 

歴程賞、H氏賞を受賞し、戦後を代表する詩人の一人石原吉郎。

ソ連の強制収容所での過酷な体験を特異な視点で

省察したエッセイ集

『望郷と海』は、

詩壇を超え世に大きな衝撃をもたらした。

 

難解と言われる石原吉郎の詩から「声」を

掘り起こし、

「影」を呼び出すことで

みえてきたもの。

演劇で出会う、
石原吉郎の世界。