恋に狂ひて

  あらすじ 平安時代、嵯峨天皇の御世。公家二条蔵人清平の一人息子「愛護の若」は、母の命と引き換えに授かった観音の申し子であった。しかし継母「雲居の前」に懸想せられ、父親からもうとまれ、霧降の滝に入水自殺してしまう。雲居の前も愛護の若の父に簀巻きにされ滝に入水。後に龍の姿となり「愛護の若」の死骸を頭上に載せ現れる。そして、愛護の若に関わった人々108人すべてが霧降の滝に身を投げ、果てるの […]