この度は船劇場にご寄付をいただき、心より感謝申し上げます。
舞台芸術に対するご期待を強く感じ、嬉しく思いますと同時に身の引き締まる思いです。このように寄附の募集をせざるを得なくなり、初めてのことで戸惑いましたが、返って募集するからには、と活動の根本から改めて考え直す機会となり、腹を据えて新たなスタートが切れたように思います。
船劇場の魅力を人々の心に刻みつけた先輩方の創作、船劇場を市民劇場にするため運動を続けた「ふね劇場をつくる会」の方々のご努力、その精神が今私たちに託されています。今後の船劇場の計画は、知恵と粘り強さをもって、様々な方と共に進めて行くものです。多くの方を巻き込み、最終的に目指すところは壮大で、困難なこともあると思っております。しかし、荒海に乗り出す航海士のように知的で勇敢でありたいと思います。この後もご支援くださった皆様の納得を得られますよう、都度ご報告をさせていただきます。
ボートシアターの今後の創作については、遠藤を中心とした先輩方が築いてきた偉大な作品の水準を基準としつつ、それを超えるべく、皆様と深い関係を築ける作品づくりを目指してまいります。船劇場でこれから出会うアーティストたちにも大いに刺激を受けつつ、成長してゆきたい所存です。
今後とも、私たちの活動を厳しい愛情をもって見守っていただけましたらこの上ない喜びです。皆様のご支援にお応えできますよう、力を尽くしてまいります。
吉岡紗矢
この度は、ご寄付下さり誠にありがとうございます。
皆様から頂戴した寄付金と期待に応えるためにも、船劇場での創作を引き続き継続していきます。そして、より多くの人にこの船劇場を知ってもらい、活用してもらえるよう進めていく所存です。
頂戴いましました寄付金は、船劇場の修理費、それに伴う広告やリターン発送、作製等のための資金として活用させていただきます。船劇場の修理状況や寄付金の使途詳細につきましては、ホームページで報告させていただきますので、そちらもご覧下さいませ。
この度は本当にありがとうございます。
奥本聡
船劇場存続のためにご寄付をいただき、誠にありがとうございます。昨年9月に船劇場の修理勧告を受けて以降、応援してくださる方々の温かいお心に何度も触れ、船劇場の重みを強く実感しております。ご期待に応えられるよう、全力を尽くして参ります。
係留場所管理者の方から修理勧告の説明をお聞きしているとき、あのように大きな鋼鉄の艀を劇団が所有するということの希有さに改めて気付かされました。一方で、多くの方々の意見をうかがっているうちに、船劇場の存続には様々に難しい課題があることも身にしみてわかりました。船劇場を劇場として十分に活用できるよう、劇団はもとより、横浜や舞台芸術にとっても良い方向に進むよう努力して参ります。今後とも当劇団並びに船劇場をよろしくお願いいたします。
松本利洋