既に配布したチラシの一部で、京都公演の開演時刻が16時となっているものがありますが、京都公演の開演時刻は下のチラシ画像の通り、17時30分です。記載ミスによりご不便をお掛けしてしまい、大変申し訳ありません。京都公演をご観劇される方は何卒ご注意ください。

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物語

平安時代、嵯峨天皇の御世。公家二条蔵人清平の一人息子「愛護の若」は、観音から母の命と引き換えに授かった子であった。しかし継母「雲居の前」に恋い慕われ、父親からもうとまれ、霧降の滝に入水自殺してしまう。継母「雲居の前」も愛護の若の父親に簀巻きにされ滝に入水。のちに大蛇の姿となり「愛護の若」の死骸を頭上に載せ現れる。そして、愛護の若に関わった百八人すべてが霧降の滝に身を投げ、果てる……。

「恋に狂ひて」ツアー特集

各公演地ごとの見どころを紹介中! 随時更新予定。

 
 

レビュー

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思うや熾烈、動くや果敢。
……愛護の若がかわいそうでかわいそうで、涙が出ました。私たちはテレビや新聞のおかげで、どんなに純粋な思いを薄められているでしょう。
……中世の人びとの気持ちはよくわかりません。でもそこに、なにか夾雑物のない思いの強さ、があることが心を打ちます。人形も、衣装も、人形と一体となった俳優の演技も、語りもたいへん見事でした。言葉は節約すればするほど強くなる。叙事詩というものはそういうものだと思います。
(森まゆみ 作家・編集者)

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自分にとって説経節という芸能、語物があることを教えてくれたのが横浜ボートシアターが遊行寺でやった「小栗判官」であった。
弾き語りの政大夫がいい。政大夫の弾き語りが全編通して流れるのだが、これがこの芝居にはっきりとした輪郭をつくっている。
人形を操るのではなく、背中に把手のようなものをつけてある人形をもって動かすという中で、重層的な物語の世界が描かれていく。動かない人形をこのように使うことによって劇的世界はさらに奥行きを増していった。説経節の世界は、人間が演じるだけでは足らない、なにか現実を越えるようなものがないと描ききれない。突き破るもの、それが語りであり、仮面的な働きをした人形であったように思える。
(大島幹雄 サーカスプロデューサー・作家)

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人が人形に感応し人形が人に感応する。かつて存在しなかった「人形劇」。説経節、パーカッション、エレキの生演奏と、波にもまれる揺蕩いが、夢幻を増幅する。
この芝居は、大人の真剣な人形遊びだ。文楽やマリオネットのように操り人形に魂を宿して人が姿を消すのではなく、人が動かない人形に憑依して演じている。
(久世公孝 高校教員)

 

ツアー概要

全行程 2015年6/20~7/1(6箇所 9公演)

京都公演

  • 6/20(土) 17:30 開演
  • 龍谷大学響都ホール 校友会館

神戸公演

  • 6/21(日) 16:00 開演
  • 神戸アートビレッジセンター KAVCホール

岡山公演

  • 6/24(水) 19:00 開演
  • 6/25(木) 14:00 開演、19:00 開演
  • 岡山県天神山文化プラザホール

高知公演

  • 6/27(土) 16:00 開演
  • 弁天座

徳島公演

  • 6/28(日) 16:00 開演
  • 阿南市文化会館夢ホール

松山公演

  • 6/30(火) 19:00 開演
  • 7/1 (水) 19:00 開演
  • シアターねこ

チケット(全自由席)
前売り:一般 3,500円、学生 2,000円

ツアー公演記念!特別仮面ワークショップ(岡山・松山)

6月6日(土)13:30〜16:00
会場:松山・シアターねこ
一般:1,500円 学生1,000円

6月23日(火)18:30〜21:00
会場:岡山天神山文化プラザ ホール
一般:2,000円 学生1,000円

 

チラシ

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